キヨステ
一人掲示板


2017年8月4日(金)
22:56


一昨日の一人掲示板ライブ、CDも売れ、久しぶりにお会いする方もアリで、いい夜を過ごさせてもらいました。来てくださった皆さん、ありがとうございました。我ら一人掲示板の演奏は、カメさんがアコーディオンの演奏をばっちり決めながらも、私自身まず使用することのない「やんちゃ」などというワードを用いながら若い頃の私を形容し、ステージ上で生き方への反省を促し、私は害虫のように駆逐されるという、いつものMCテロにさらに磨きをかけたパフォーマンスでありました。遂に終演後、お客さんから主役はカメだったとの感想をいただくに当たり、次回からユニット名を、「徹子の部屋」よろしく「カメの掲示板」にするしかない様相であります。

共演者達のライブも期待通りだったわけですが、今回主催の川口純平君がライブ中に、自分は夢を見続ける、失敗したと気づく時にはもう死んでいる時まで見続ける、と、要約するとこんな感じだったようなMCをしていて、例えばそういう言葉を、ネット上の冷めた画面でテキストだけ眺めれば、何だか熱いこと言ってんなあと、それだけで終わるかもしれない言葉が、あの場であの空気感で言われるととても素直に入ってきて、これが「ライブ」なのだとあらためて思ったのでした。

音声だけのファイルとそこに映像がついた動画ファイルとの情報量の差は分かりやすく、誰もが知っていて、youtubeなどで視覚への恩恵を皆、受けまくっているわけですが、さらに進んで動画ファイルと生現場の情報量の差は、その大きさに比例するほどは重んじられないことがいつも寂しいです。芝居でも絵でもスポーツでも何でもそうですが、臭覚や触覚が加わるだけにとどまらない、その場の空気感や立体感、その貴重さが重んじられた時、ライブハウスももう少し人が来てくれるようになるのでしょうか。

「夢を見続ける」などとは恥ずかしくて言えないだけでなく、内心の夢はそれが破れた時の悲惨と常にセットで持たれていて、その時が来ても耐えられるよう心の準備だけはしておこうとさえ思いがちな私にとって、とにかく見続けて見続けて、あれ?と失敗したらしいことに気づいたら死んでいた。その純平君のMCは、私にとって目ウロコと言うか、そうか、それでいいんだなと妙に気持ちが軽くなるような。この日の夜は特に涼しくひんやりしていて、身体まで軽い帰り道でした。さよなら。



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